バカのひとつ覚えの土づくり  

    僕には、お茶づくりを始めてから何年経っても、いまだにしている事が一つある。            
現在の腐葉土作り
    
「土づくり」と言う大義名分をお借りした、堆肥作りだ。
    就農し、まず始めにした事が畜産農家との契約であった。
    別にハンコの要る様な契約をした訳では無いが、近くの養豚農家に
   
 「毎月取りに来るから、このウンチ僕に下さい」と言ったのである。

    軽トラックにコンパネを立てて
「フォーク1本」で乗せ降ろし、切り返す。
    毎月、運ぶだけで四日。
    一年にすると・・・クソまみれの青春時代であった。
    これをお茶畑の土づくりに利用していたのだ。

    そう言えば、初めての借金もウンチ完全発酵「堆肥舎建設資金」だった。
    農業後継者資金と言う、無利息7年返済の融資資金があると
「4Hクラブ」で聞き、
    雨に濡れた重たい堆肥から、サラサラ堆肥へと思いを募らせ、堆肥舎を建てた。

    お陰で冬の、お茶農家が手の空く時期にも野良仕事には事欠かず、
    未だに農外収入を貰ったことが無い。
    これでこそ、専業農家なのだと言えば聞こえもいいが、
    
「臭いだけで、充分育っちゃいそうだな!」と言われることも「しばしば」である。
   
    お茶づくりの中で色々と試してはいるが、これ以上の土づくりの方法を僕は知らない。
    時間は掛かるが土壌は段々と良くなって、生きた土・育つ土となる。
    フワフワと軟らかく、根が張り、肥えた土だ!

    ウンチも積もれば山と成る・・・
    千トン・二千トン・三千トンとなると
「お前、本当に百姓か?」と言われるが・・・・・
    とこから見ても
「お百姓さん」なのだ。
    その証拠に
「結構、お百姓さんの臭いがするでしょう」と言いたいくらいだ。

    土づくり、口で言うなら
「ひとこと」で済み簡単な事だが、実際には
    バカに成らないと出来ないものである。
    勿論、我輩はバカである。
   
 「バカのひとつ覚えの土づくり」であるのだが、これがお茶の品質を高め
    成長を助けて、有機栽培を可能にしていると感じているのだ。


     作物毎に良く育つ環境の所を
「適地」と言うが、
    作物の適地には
「育つ環境と味わいを生む環境」とがあり                      
    育つっだけなら、ブラジルでは一年に11回も収穫できると聞く。                  
    僕のところでは一年に3回の収穫だが、それだけ
「力を貯める」事が出来る訳だ。          成長と共に光輝く新芽
    日本の四季、冬が在るからお茶の木がゆっくりと休み春に爆発するエネルギーを貯める。  
    それじゃ〜土の中のエネルギーは、何なんだろうか?                                        
                                                               
     バカには勿論、答えは出ない。
    年毎に違う、新茶を味わい
「感じるだけ」なんだ。
    手間を惜しまず
「堆肥を作り、堆肥を入れる」だけなんだ。
    バカに答えは出ないんだけど・・・
    楽しみながら、ずっと続けている・・・これからも。


    (数年前のコラムです、現在は写真の様に全て山草で腐葉土を作り、お茶畑にすき込んでいます。)
Welcome ずら「すっぴん農園」 自然な生態系を見つめ すっぴん農園と呼ぶ茶畑で一生懸命励んでおります
だから、掛川の「お茶畑や松下園」と申します
自然なまま ありのまま 有機自家茶園 2万7000坪から新しい日本茶の誕生を夢みて・・・
  自然が育む いのち 
    生きている、生かされている生命。
     自然と言う大きな大きな恵みを受け、土が息をし、作物に響き、新しい命の芽生えをを
「感謝してイタダキマス」
     自然の恵みを・・・お茶の樹の生命力を・・・天然の味わいを人は生きるエネルギーに代えさせてイタダキマス。
     ・・・生命を感じるお茶畑から。
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               有機茶・特哉茶 生産製造元     お茶畑や 松下園
              〒436-0011 静岡県掛川市満水181   tel 0537-22-6528  fax 0537-23-4331
   味わいづくり 土づくり

     男が生涯の仕事と決めたからには、それなりの覚悟が必要な訳で、今までやって来られたのも沢山の人の協力と
     味わいづくへの挑戦だったように思います。
     凡人でも場所と時期を間違えなければそこそこの物は出来るのですが、自分で納得の出来る
     味わいづくりには工夫も沢山ございます。
     誰でも知っているし、誰もがやって来た土づくりなのですが・・・
     若い生産者が育つ環境が無くなりつつある現在、どれだけの現場で可能でしょうか?
     気持ちの良く身体の中にす〜っと入って元気を頂く味わいづくりが目標であり、土づくりが原点だと思います。
  秋風に誘われて (池ノ谷のお茶畑から)

    山の茶畑に建つオンボロ小屋から、北東の方角に初雪をいただいた富士が遠くに見える。
    この景色が好きで心地よく富士を仰ぎ、いつも勇気をもらっている。
    そして、その雄姿からは自然の大きさと自分の小ささが伝わる。
   
    オンボロ小屋はふた昔前、園服姿の子供達がお手伝いをし、ブランコやシーソーで遊べる
    処をとの思いから山の上に建てた小屋である。                                  
池の谷のお茶畑
    妻の用意してくれた、おやつの時間が待ち遠しく、楽しいひとときであったことを思い出す。
    山小屋の周りには、就農後に植えたお茶畑が段々畑となって広がり、それを囲む広大な雑木林である。
 
    日々仕事に追われ夢を追いかけての毎日であるが、生き物を育て続けていると
    いつの間にか成長する子供達の様に大地に命が宿ることに気付き、自分もこの自然の中で
    生かされていることに気付く。

有機自家茶園 Matsusita Tea Garden (米国での認証名) へようこそ

  Welcomeずらすっぴん農園 (有機茶園に付けた愛称です)
   圃場名は池の谷・小笠山東・西・南・アップ茶園・畑中茶園など23年現在で10ケ所 面積が約2万7千坪です。
   上の写真は平成23年新芽の伸びる小笠山東茶園です。
   道を挟んで西と南が在りますから、ここに約1万6千坪、周囲の管理地を含めると2万坪近いのです。
   人生の第二ゴングが鳴ったつもりで、お茶の苗樹を植えた広々とした学びの農場です。
    第一農場は、就農直後から数年をかけて、山の中の急傾斜のお茶畑やら雑木林やらを
   段々畑に造成した 池の谷のお茶畑で子供たちが遊び育った農場なのです。